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幼稚園教諭を目指す人からのよくある質問
Q．歌が下手ですが幼稚園の先生になれますか？
A．幼稚園の先生になるためにはピアノが弾けなくてはなりません。大学や専門学校では今までピアノを習ったことが無い人にも一から教えてくれます。つまり歌が下手と思うなら歌を習いに行けば解決できます。歌を歌うカリキュラムがある学校を選ぶと良いでしょう。
幼稚園児と一緒に歌を歌うなら上手い下手よりも一緒に楽しく歌えることの方が大事です。子供達は敏感なので先生が楽しんでくれることを喜びます。
Q．子供は好きだけど、保育をするのは経験が無いから心配…。
A．幼稚園の先生は子供達のアイドルです。お母さん、お父さんの次に好きだという園児も多いでしょう。このように保護者には叶わなくて当たり前なのです。幼稚園の先生という立場だから出来ることがあるので気負いすぎず、子供達の成長を楽しむ気持ちで取り組みましょう。
児童心理学なども学校で習いますが、知識として蓄えておいてまずは生身の子供と一緒に遊んで笑い合うことから始めましょう。
Q．運動が苦手で子供達にバカにされないか心配です。
A．幼稚園の先生は体力が必要ですが、運動神経をフルに発揮する場面はそこまでありません。幼児に付き添って一緒に動くので、素早さは必要ですが慣れてきます。体力を付けたいなら縄跳びやランニングを日課にすると基礎体力を補えるのでお勧めです。
Q．幼稚園で絵を描くことが多いと聞きましたが絵が苦手です。
A．幼稚園の先生には色々な能力が求められています。歌を歌う、ピアノを弾く、子供達と素早く追いかけっこをする、リズムに合わせて踊る、きれいな字で短冊に願い事を書く、お遊戯会の衣装を作るなど、色々なことを分担して行っています。毎月のように季節に合った絵を描いて教室に掲示したり、お誕生会のカードを作ったり工作や絵の能力も必要でしょう。
もし絵が苦手なら折り紙で絵を表現するなど工夫する方法はあります。どうしても絵が必要なら、初めはお手本を見ながら模写したら良いのです。絵が苦手という先生は意外に多く、描いていたらそれなりに上手くなってきたと言う声が多いです。
Q．幼稚園に就職して一番大変だったことは？
A．子供が好きで幼稚園で行われる行事などについては全く問題なく楽しく働いていますが、週に一回行われる「お弁当の日」に気合いの入ったお弁当を持っていかないといけないことです。手抜きをすると子供達から保護者に伝わるので、キャラクター弁当まではいきませんが、凝ったお弁当を作らなくてはなりません。お弁当の日と参観日が重なると、保護者の方から「先生のお弁当、いつも美味しそうって子供が言っています。」と声をかけられて、「料理も出来るのですね」と言われたりするため、苦手な料理を頑張らなくてはならない羽目になっています。