◆保育士の魅力
需要はあるのに大変なイメージが先行してなかなか問題解決が遅々として進まない職業としての保育士。ですがこれほどやりがいや魅力が分かりやすい職業が他にあるのだろうか。と言ってしまうほどに、特徴的な仕事だよね。
もちろん筆者は実際に保育士としての仕事を経験したわけじゃないから、どれだけ魅力を語ってもなかなか説得力は生まれないと思う。
だから実際の保育士さんの声から、保育士と言う職業の魅力について掘り下げていくよ
◆子どもたちと関わることができる
何よりも初めに浮かぶのがこの点だよね。
やっぱり保育士を志そうとしたきっかけの中でも一番多いだけあって、やりがいとは何かと聞かれて最初に浮かぶのは子どもたちとの触れ合いなんだね。
もちろん一緒に遊ぶのも何をするのも肉体労働なのは事実だし、時にはいらついてしまうこともあるかもしれない。
それでもやっぱり美味しくお弁当を食べている笑顔や、楽しそうに遊んでいる姿、天使のような寝顔など、もちろん直接「先生大好き!」と言ってもらえる瞬間含めて、幸せいっぱいになるんだそう。
こればっかりは他の職業ではどうしても味わえないことだし、やっぱり保育士の最大の魅力だよね。
面白いのは、子どもの純粋な感性に常に触れることによって、日常の些細なことが幸せにつながると言うこと。
例えば春につくしを見つけたこととか、秋にトンボが飛んでいたこととか、普段なら何気ないことも子どもからしたら大ニュース。
その影響で日常に感動することが増えるのだとか。これは働いてみた人にしか分からない特権だね。
◆人の成長に関わることができる
これは教育系の仕事にも関わる点だけれど、保育園では0歳から6歳までの成長がとても早い時期に関わる分、人の成長というのを間近で感じられるのが感動に繋がるんだね。
もちろん教えてあげたりすることはとても大変なことで楽なことの方が少ないくらいだけれど、それ以上にすくすくと育っていく子供たちの様子は嬉しいものなんだ。
子どもと接する時間が長い分、時には親御さんよりも早く成長を見届けることもできたりして、親御さんの名前よりも先に覚えてもらっちゃったなんていう事件もたまにあるみたいだ。
そして子どもたちとの関係は保育園での課程を終えてからも切れないもの。
行事ごとに顔を見せに来てくれる卒園時や、中学生や高校生になってまで来てくれたり、お仕事体験で来園したときにはついつい目に涙も浮かぶと言うものだよね。
◆人からの感謝がいろんな形で
保育士さんは子どもの面倒をみるばかりではない。
例えば親御さんへの指導についても、素人からすれば保育士さんはやはり育児のプロ。
その指導を素直に受け入れて実行してくれる人は少なくないし、もちろん教えてくれたことへ感謝もしてくれる。
他にも心をこめて世話をした子どもたちは、その思い出を胸に抱えたまま成長して保育士さんを目指すようになるかもしれない。
今このページを見てくれている人たちの中にも過去の保育士さんの姿を追って保育士を志している人がいるんじゃないかな?
もし自分に憧れて保育士を目指したと言う子が出てきてくれるなら、それほど嬉しくてやりがいのある仕事は他にないって胸を張って言えるよね。