◆少子化が関わってくる
知っている人も多いかもしれないけれど、日本では現在進行形で少子化が進んでいる。
少子化というのは読んで字のごとく子どもが少なくなっているということ。
高齢化社会が進んで子どもが少なくなっている……ピラミッドにしてみると頭でっかちな形に近付いていると言うことだね。
元々若い世代が少なめなのと共に、結婚する人も一家庭の子どもの数も減少健康だとか……これも不景気のせいなのか。
そんな現状だから保育園に来る子どもが減って保育士の需要も減ってしまうのでは、そう思うのも自然なことだよね。
でも実はそうじゃなくて、現状は逆に需要は高まっているんだよ。
待機児童という言葉を聞いたことはないかな?
保育園のキャパシティを超えて子どもが集まっているんだね。
その理由は保育士のイメージがあまり良くなくて保育士自体が減っていることに加えて、共働きの家が増えて預けたい需要が増していることにあるよ。
厚生労働省は今対策を色々行っているけれど、その一環の保育施設増加からも保育士需要の増加が見てとれるね。
今後政府の対策によって少しずつ向上していけばさらに保育士の需要は高まっていく。
保育士の需要も比例していくので、将来性はバツグンの仕事と言えそうだね。
◆活躍の場は広がる
保育園の需要だけではなく、保育士として子どもを預かる仕事を行う場は今どんどん広がっているよ。
例えばデパートや遊園地、大きな駅なんかでも、今では託児所が本格的に増えてきている。
今までは一時的なイメージが強かった託児所だけれど、最近では保育士その施設用の保育士を雇うことも増えてきていて、需要の高さがうかがえるね。
それ以外でも企業が働く人たちのために内部に託児所を構えている場合もあり、保育士の需要はかなり大きい。
活躍の場が広がっていくのだから、保育士の働く機会は拡大していく一方だよね。
◆これからも安泰
少子化だの高齢化だのはあるけれど、結局は日本から子どもが一人もいなくなるなんてことはありえない。
そしてさらに今後教育にかけるお金は増していく傾向にもあるので、業界自体も拡大していくはず。
国家資格なことからも職業として安定しているので、環境が改善されるにつれてもしかしたら競争率も高くなっていくかもしれないね。