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幼稚園教諭を目指しているお子様をお持ちの保護者の方へ
小さな子供と接していると小さな成長を毎日感じられて、それが大きなやりがいになっています。
子供達に「せんせい!せんせ~い!」とまとわりつかれて、一緒に遊んでいるとクタクタになりますが、充実感も大きく、みんな自分の可愛い子供のようだと言う人が多いです。
子供達にも憧れの存在で、先生の真似をしたり絵本を読んでもらいたがったり、イタズラをして様子を見たり大人気です。
そんな子供達が卒園していくのはさみしいですが、大きくなって顔を見せてくれると。「この仕事をしていて良かった」と心の底から思えるそうです。
幼稚園の先生が行っている仕事は、同じことの繰り返しの中で行事を取り入れて四季を感じ、友達の誕生日を祝い、日本の行事を行って感謝の気持ちを再確認するなどですが、単調に感じることはなく、毎日が目まぐるしく過ぎて充実感を持って一年を終えます。
子供が卒園するときが一つの区切りですが、ここまで大きくなって成長してくれたことに感謝しつつ、これからの子供達の幸せを願う瞬間は、幼稚園教諭として一番満たされている時ではないでしょうか。
自分に子供がいると、さらに保護者の立場になって子供に接することが出来るので、体力的にはきついですが深い洞察力を持って子供に接することが出来ます。
育児が生きた経験となるため、子育て経験者を率先して採用する幼稚園も増えています。
保護者にも子育て経験者の幼稚園教諭は受け入れられやすく、子育ての悩みを語り合ったり共有できることが強みとなります。
若いときは体力的に子供と張り合っても負けないので、全力で行事に取り組めますし、育児を経験してからは、その経験を生かして幼稚園での仕事に関われます。
今までは見ているだけで遊びの輪に入れなかった子供が、友達に誘われて一緒に遊べるようになった、恥ずかしがってしゃべってくれなかった子が絵本を読んでと持ってきたなど、小さなことがすごく嬉しくて、毎日新しい発見があります。
よく子育ては自分育てと言いますが、幼稚園の先生にも当てはまる言葉ではないでしょうか。
保護者達から幼稚園に通っているお陰で、活発になったとか、家でお手伝いが出来るようになったなど嬉しい報告を聞けるのも励みになります。
また行事の時には残業して劇の大道具を作ったり、衣装を準備したり保護者とも協力して、子供達のために頑張って、子供達が喜んでくれたなら、こんなに嬉しくて充実感がある仕事はないと思えるそうです。
このように毎日が新しい発見に満ちていて充実しているのが幼稚園教諭というお仕事なのです。